関東関西の関ってどこ？

关东关西的关，到底在哪里？

「関東」とか「関西」とかよく耳にしますね。この間の授業で、「先生、その「関」っていったいどこなんですか」と聞かれて、「あっ、そういえば、だれも気にしてないよね」と思って調べてきたのが、次の内容です。よかったらお酒の肴にどうぞ。

  我们经常听人说起日本“关东”“关西”。之前上课时，有同学问，“老师，那个‘关’到底是哪里啊？”“这样说来，好像从没人介意过这个问题哦”于是小编查到了如下解释。希望能为各位茶余饭后提供点话题。

关东名胜

　関東関西の関は、一文字だと「せき」と読みます。それは、昔の関所のことで、つまり、交通の要所に設置された、徴税や検問のための施設のことを指します。

  关东关西的关，一个字的时候念成“seki”，是指古代的关卡，也就是设置在交通要道上用于征税或盘问的。

　672年に壬申の乱（じんしんのらん）という日本古代で最大の内乱戦争が起き、当時の天武天皇は都一帯を守るために、不破関（ふわのせき）（岐阜県）、鈴鹿関（すすかのせき）（三重県）、愛発関（あらちのせき）（福井県）、と都に通ずる道に3つの大きな関所を設置させた。

  在公元672年，日本发生了历史上最大的内乱----壬申之乱。当时的天武天皇为了保卫首都，在通往首都的道路上设置了不破关(今岐阜县)、铃鹿关（今三重县）和爱发关（今福井县），这三大关卡。

关西名胜

　これ以降、これらの三関よりも東側を「関東」と呼ぶ習慣が生まれた。でも当時は、それに対し「関西」という概念は存在しなかった。何故なら朝廷の存在する都にとって、自身の地が日本の中心であり東も西も無かったからである。

  此后，这三个关卡以东就被成为“关东”了。不过当时并没有“关西”这个概念。因为当时的朝廷所在地即为日本的中心，当然无所谓东西只说了。

　しかし、その後、日本は幕府時代に入り、「関東」が鎌倉幕府自体および幕府が直接統治した東の諸国を指すようになった。そして、愛発関の代わりに逢坂関（おうさかのせき）（滋賀県と京都府の県境）が置かれ、遅くとも鎌倉後期までに、朝廷が統治権を及ぼしている諸国を「関西」と呼ぶ慣習が生まれた。

  但是之后不久，日本就进入了幕府时代，“关东”逐渐变成了镰仓幕府及其直接统治的东边诸国。并且废除了爱发关，以逢坂关（今滋贺县与京都府的交界）代替，最晚从镰仓后期就已经出现了把朝廷统治下的诸国叫做“关西”的叫法了。

　徳川家康による江戸幕府の創始によって、日本政治の中心は天皇のいる西の京都と将軍のいる東の江戸（東京）に分かれた。そして、その江戸を防御するため、幕府は箱根（はこね）の関所（神奈川県）、小仏（こぼとけ）の関所（山梨／神奈川の県境）、碓氷（うすい）の関所（長野／群馬の県境）、と江戸に通ずる道に3つの大きな関所を設置させた。

  德川家康建立江户幕府之后，日本的政治中心分成了天皇所在的西边的京都和将军所在的东边的江户（今东京）。幕府为了守卫江户，在通往江户的箱根、小佛和碓冰三个山顶设置了关卡。

　このように、江戸時代以降の「関東」は、東の三関より東側、「関西」は西の三関より西側を指すようになった。

  如此一来，江户之后的“关东”就是指东边三关以东地区，“关西”就是西边三关以西地区了。

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